夏休みの過ごし方〜国立理系編〜 | 東進ハイスクール 浦和校 大学受験の予備校・塾|埼玉県

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2020年 7月 23日 夏休みの過ごし方〜国立理系編〜

こんにちは、担任助手1年の會田幸樹です。東京大学理科一類で勉強しています。

今週くらいから、本当だったら、夏休みだった、、、という人も、多いのではないでしょうか?

そんな変則的になった、この夏休み、どう過ごせば、受験生として正解なのか?私の経験も踏まえ、お話しします。

やっぱり夏が受験の天王山

夏休みは、皆さんも耳にタコができるほど言われていると思いますが、受験生生活の中で、最も大切な時期です。国立理系、特に上位校を望む人は、この天王山が何度も現れます(第1弾:この夏、第2弾:秋10〜11月、第3弾:共通テスト直前)。ただ、この夏でその乗り越え方を知って仕舞えば、怖くありません。

今年の夏はちょっと違う?

普通なら、学校が今週くらいに終わり、「よし、本気出して1日15時間勉強するぞ!!!」みたいに意気込む人が多いですが、今年は、学校が長引き、「夏休み」と呼ばれる期間がないに等しい人もいるかと思います。そんな中で、絶対にやってはならないのが、だらだらと夏休み”のような”期間に突入し、なんとなくその日々を消化することです。人間ずっとスイッチオンではいられないものですので、切り替えのタイミングを、学校の有無にかかわらず、自分で決めましょう!本気で勉強する経験、1日ガチで集中する経験は、秋以降自分の自信につながります。

国立理系の夏

ここから、国立理系に特化したお話をします。夏の間にやっておくべきことは、大別して3つです。

①過去問に触れる

これは、皆さんよく言われていることかと思います。センター過去問、2次試験の過去問には、早い段階から触れて、共通テストレベルについては、この夏に目標点突破を目指しましょう!!!

②知らない分野をなくす(特に理科)

国立理系の場合は、英語数学(国語)理科が、2次試験の試験科目になるかと思います。また、その中で、英語数学については、基本的な知識は備わっている人も多くなるでしょう。ただ、勉強が遅れがちな理科に関してはどうでしょうか?私も、物理の原子物理、化学の高分子化学が夏入る前に残っていました。このような状況では、そもそも知らないのですから、模試や過去問演習で点が取れるはずもありません。夏休み、特に7月の早い段階で、未修の範囲は、インプットを終えましょう

③やり切った参考書を一冊もつ

これは、理系に拘った話ではありません。夏休みは、知識が再確認・総点検できる最後の期間と言っても良いでしょう。そんな時期に、私はこれをやり切ったんだ、この本・教科書の中のことならなんでも答えられる、という本を一冊つくってみてください。私は、数学の1対1の演習と物理の重要問題集をこの夏に完璧にしました。そんな本が1冊あるだけで、この後の受験生活の心の拠り所になります。

まとめ

色々書きましたが、本気の努力が裏切ることは、ほとんどありません。自分が決めた努力の方針に則って、真正面から精一杯勉学に励んでください。 夏の勉強で相談あれば、なんでも受け付けていますので、是非是非お声がけください!