ブログ
2025年 7月 12日 過去問演習で意識してほしいこと

担任助手1年の加瀬です。夏に共通テスト・二次私大の過去問を解くにあたって私が意識していたことやポイントをまとめるので、納得のいくものがあればぜひ参考にしてみてください。
〇目的
1.問題の形式や内容に慣れて、時間配分など自分なりの戦略を立てること
2.苦手な単元や時間配分のミスなど自分の課題を明確にしてこれからの勉強の方針を打ち出すこと
〇ペース(8月末までに共通テスト・二次私大の過去問を5年分ずつ)
・7月中に共通テスト4年分、二次私大1年分を終わらせるのが理想
・8/24の共通テスト模試に合わせて進めるように
〇目標
二つのパターンそれぞれの目標を載せるので、自分の当てはまる方を読んでみてください。
1.受講がほとんど/完全に終わっている人
・余裕をもって過去問5年分ずつを終了できるようにする
→二次私大の過去問の演習を積む(日本史20カ年の赤本を周回するなど)
・共通テストも二次私大も基本全教科復習する
2.受講がまだ残っていて過去問に急いで取り組む必要がある人
・受講をできるだけ早く終わらせて、過去問演習の時間を確保する(受講の内容をおろそかにはしないように)
・過去問5年分ずつを解き終わるように計画を立てて実行しよう
・あまり点が取れない教科や特に苦手な単元だけでも復習をする
〇ポイント
1.全体的にいえること
・過去問演習でアウトプットをするだけでなく、受講や参考書を通じてインプットもする
・全ての問題を解ける状態ではなく、制限時間内で最高得点を出せるような戦術を考えることを重視する
・問題を解いていて分からないところがあったらマーク(☆や〇などなんでも)をつけて後から復習する
2.共通テスト
・英数のような主要科目は解説を読んだ後で自力で解けるようにする
・理社や古漢は自分の使っている教科書や資料集、単語帳などを見ながら復習する
・問題用紙や教科書に書き込むなどして類題が出たときに確認できるようにする
・自分の苦手な単元・分野を見つける→大問別演習で苦手を克服して次の共通テスト模試に備える
3.二次私大
・演習中は、自分の書いた文章が相手に伝わりやすいものになっているかを考えながら見直しをする(長文を書いていると、主語と述語がかみ合っていなかったり、論理関係が破綻していたりすることがよくある)
・自分の解答と模範解答を比較したり、採点基準を読んだりして、加点されるポイントや減点対象を理解する→解答の方針も立てやすくなる
夏の頑張りが9月以降の学習のペースを決めます。体力的にも精神的にもきついところは沢山あるかもしれませんが、第一志望合格を目指して頑張りましょう!














