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2020年 6月 13日 学部紹介 ~都市科学部~
こんにちは!
担任助手1年の権頭望夢です。
今回は、自分の通っている横浜国立大学の都市科学部について紹介したいと思います。
都市科学部は、日本で唯一、横浜国立大学だけにある学部です。(都市環境学部や環境都市工学部など、似た名前の学部はたくさんありますが?)
都市科学部には、都市社会共生学科、建築学科、都市基盤学科、環境リスク共生学科の4つの学科があり、今後新たな学科を作ることも計画されています。
この学部は文理混合になっていて、都市社会共生学科は文系、建築学科、都市基盤学科、環境リスク共生学科は理系となっています。
2016年に新設された学科で、旧教育人間学部の人間文化課程と、理工学部の建築都市・環境系学科が統合されることにより生まれました。
都市科学部は、今後世界の人口の半数以上が住むと言われている都市について学びぶことで、人類や地球が将来直面していく問題を解決するための方法を考えることを目的としていて、文理にわたる幅広い視点から都市の未来へ挑戦する人々を育成することを目標にしています。
学科別に、都市社会共生学科が社会学や文化について、建築学科は建築やデザイン、街づくりについて、都市基盤学科は土木工学、河川工学、交通工学について、環境リスク共生学科は生物学や地球科学を中心に、都市にかかわる様々な分野を学ぶことができます。
都市について学ぶためには対象となる都市や、その都市が直面している問題を実際の都市フィールドに出向いて観察や考察を行う必要があり、どの都市で学ぶか、ということが大切になります。その点に関して、横浜国立大学の所在地である横浜市は、面積が広いことに加え、港町として発展した都市であることや、東京のベッドタウンとして開発された都市であることなど、都市として様々な側面を持っているので、横浜国立大学の都市科学部では都市の様々な要素を実際に目で見て学ぶことができます。
横浜国立大学の都市科学部以外にも、東京都立大学に都市環境学部、関西大学に環境都市工学部、富山大学に都市デザイン学部があるなど、名前に「都市」とつく学部はいくつかあります。
皆さんの中で、都市に興味があって大学で都市について学んでみたい!という人や、文理の壁をこえて様々な分野について学んでみたい!という人は、ぜひ都市の名前がつく学部について調べてみてください!