担任助手の偉人紹介① | 東進ハイスクール浦和校|埼玉県

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2017年 12月 14日 担任助手の偉人紹介①

こんにちは、浦和校担任助手の市川です。

シリーズものの開幕です!過去の偉人達を紹介します。

今回、紹介するのは日中国交回復を行った田中角栄周恩来の両名です。

日中戦争以降、日本と中国は互いに東アジアの大国としての道を歩む隣国だったにも関わらず、一切国交が築かれず30年近くが経とうとしていました。

そんな中で、田中角栄は日本の戦争責任を認める姿勢を貫くなど、常に未来志向で現代の日中両国にとってこれからの関係の重要性を強調して中国陣営に取り入りました。今までの日本の総理大臣とは異なる対応に相手の周恩来も「戦後賠償を放棄する」(それまで日中の国交正常化のためには500億ドルほどの戦争に対する賠償が条件として突きつけられるだろうと日本では予想していた)という柔軟な対応を取り、田中首相の訪中が決定します。

田中は日本で、「必ず日中国交正常化を成し遂げて帰ってくる」と豪語して日本を発ちました。それだけ中国にいる田中にはプレッシャーがかかっていました。当時、中国にいた田中の体重は10kgほど減ったといいます。

そんな中国でのある日、田中に用意された昼食には日本食が出されます。それは味噌汁と白飯という日本の代表的な朝食だったのですが、なんと周恩来は田中の出身地である新潟県の味噌汁を出したのです。

様々な場面に現れた、日中両国の首脳の『思いやり』によって国交正常化が成し遂げられたのです。

たとえ過去に禍根を遺す相手であっても、それは人間と人間の繋がりなのですから、改めて思いやりのある心で付き合えば関係を回復することは可能だと学べるような逸話です。

さて、以上で第1回は終了です。

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